【訪問看護について】
(保健医療サービスの知識等)
日本のどこかのケアマネジャーです。
今夜のメニューは
【訪問看護について】
(保健医療サービスの知識等)
となっております。
確認問題にチャレンジにゃん!
動画で理解ができたかどうか
確認問題をご用意させて頂きました。z
ぜひチャレンジしてみてください!
↓↓↓
訪問看護について
どうでしょう?
全問正解できましたでしょうか?
内容を理解して全問正解できるまで
上記の動画や
下記のテキストで
繰り返しチャレンジしてみてください!
訪問看護について(保健医療サービスの知識等)
テキストでも確認☆
利用者又は家族から電話等で看護に関する意見を求められた場合に常時連絡できる体制にあり、かつ、計画にない緊急時の訪問を必要に応じて行う体制にある場合には、緊急時訪問看護加算が算定できる。
○です。
訪問看護の加算についての問題です。
この場合の加算とは、要件を満たすことによって、基本報酬に上乗せをすることです。
緊急時訪問看護加算の算定要件は、
利用者の同意を得て、利用者又はその家族等に対して24時間連絡できる体制にあって、かつ計画的に訪問することとなっていない緊急時訪問を必要に応じて行う場合(体制)に加算
となっております。
緊急時訪問看護加算<算定要件>
利用者の同意を得て、利用者又はその家族等に対して24時間連絡できる体制にあって、かつ計画的に訪問することとなっていない緊急時訪問を必要に応じて行う場合(体制)に加算
問題文に「利用者の同意を得て」が入ってないから✖としないように注意をして下さい。
「利用者からの同意」ってとっても大切ですよね。
問題文は体制の条件を満たしていれば加算が取れるとなっていて、深く考えてしまうと「利用者の同意」が入ってないから✖ともとれるかもしれません。
よく勉強をしている真面目な人は、そこで迷ったり無駄に時間を使わないように注意をしましょう。
いつも言っていますが、ここは出題者に合わせましょう。
利用者又は家族から電話等で看護に関する意見を求められた場合に常時連絡できる体制にあり、かつ、計画にない緊急時の訪問を必要に応じて行う体制にある場合には、緊急時訪問看護加算が算定できる。
○です。
大切な「利用者の同意」が入っていなくても、ケアマネ試験の世界では、これが○です。
真皮を越える褥瘡の患者は、医療保険による訪問看護を週4回以上受けることができる。
○です。
訪問看護には「医療保険」と「介護保険」の2種類の利用形態があります。
急性増悪(ぞうあく) ・ 終末期 ・ 退院直後などで、
主治医が週 4 回以上の頻回な訪問看護を一時的に行う必要があると認めた場合には、
患者の同意を得て特別訪問看護指示書を発行して週4日以上訪問看護に入れます。
特別訪問看護指示書を発行することで 14 日間に渡り、基本的な制限に縛られず「医療保険」の訪問看護が利用できるようになります。
医療保険で訪問看護に入るということは、介護保険を利用しないで訪問看護に入るということになります。
主治医から一時的に頻回の訪問看護を行う必要がある旨の特別指示があった場合、交付の日から14日間を限度として医療保険の給付対象となるので、介護保険での訪問看護費を算定しません。
交付の日から14日間が限度なのですが、
気管切開がある方や、真皮を越える褥瘡がある方は、月 2 回まで、その特別訪問看護指示書を出すことができます。
私も何度か、真皮を超える褥瘡ができてしまったご利用者様に、医療保険での訪問看護に入って頂くのを、かかわらせて頂いたことがあります。
褥瘡がひどくなってしまったご利用者様に、介護保険での単位数制限に縛られず、一時的に集中して褥瘡のケアに入って頂きました。褥瘡が少しずつ良くなって、ご利用者様が楽にすごせるようになるのを見てきました。
真皮を越える褥瘡の患者は、医療保険による訪問看護を週4回以上受けることができる。
○です。
ありがたい決まりです。
ちなみに急性憎悪のぞうあくなんですけど、一般的にはぞうおって読みますよね。
例えば「戦争を憎悪する。」とか、ひどく嫌うことを、ぞうおって言います。
でもこの場合は医学用語で「急性ぞうあく」と読むとのことです。
訪問看護の内容には、リハビリテーションは含まれない。
✖です。
訪問看護のサービス内容についての問題ですね。
厚生労働省のホームページでは、
「訪問看護では、病状に応じて、次のようなサービスを受けることができる」として、
・血圧、脈拍、体温などの測定、病状のチェックなど
・排泄、入浴の介助、清拭、洗髪など
・在宅酸素、カテーテルやドレーンチューブの管理、褥瘡の処理、リハビリテーションなど
・在宅での看取り
としています。
訪問看護の内容にはリハビリテーションも入っています。
指定訪問看護ステーションには、看護職員を常勤換算で2.5人以上置かなければならない。
○です。
訪問看護ステーションの人員配置基準は、
・保健師、看護師又は准看護師(看護職員)
常勤換算で2.5以上となる員数
うち1名は常勤
となっております。
介護保険による訪問看護利用者の疾患別分類では、神経系の疾患が最も多い。
✖です。
要介護度別傷病分類では、
介護保険による訪問看護利用者の疾患は、
【循環器系】の疾患が最も多く、
次に多いのが【筋骨格系及び結合組織】の疾患です。
循環器系の疾患は、高血圧性疾患、心疾患、脳血管疾患等です。
介護保険による訪問看護利用者の疾患別分類では、循環器系の疾患がダントツで多いです。
筋骨格系及び結合組織の疾患は、炎症性多発性関節障害、関節病、脊柱障害等になります。
介護保険による訪問看護利用者の疾患別分類では、筋骨格系及び結合組織の疾患は、2番目に多いです。
問題文にある神経系の疾患の内容ですが、
介護保険による訪問看護利用者の疾患別分類での、神経系の疾患は、パーキンソン病やアルツハイマーが多いです。
厚生労働省のHPでも、確認しましたが、
介護保険での訪問看護利用者の疾患は、循環器系の疾患がダントツで多かったです。
その循環器系の疾患の中でも、脳血管疾患がダントツで多かったです。
問題文は「介護保険による訪問看護利用者の疾患別分類」ということですが、医療保険(健康保険法等)になると数字は変わってきます。
平成13年、平成16年の厚生労働省のHPでの確認では、健康保険法等の訪問看護利用者の疾患別分類で、最も多いのは、神経系の疾患になっていました。
ただ今、令和2年ですからね。(動画作成当時)
もっと新しい統計調査ないのかよ?って結構探したのですが、私が見た限りありません。
ただこの問題の正解の根拠としては上記解説で間違いないです。
バッチリでしたかね?
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今回の勉強はこれで以上です。
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