【検査について一問一答10連発】(保健医療サービスの知識等)

【検査について一問一答10連発】
(保健医療サービスの知識等)

 

日本のどこかのケアマネジャー
こんばんは。
日本のどこかの介護学園学園長
日本のどこかのケアマネジャー
通称:ぼっち先生wです。

 

にゃんこ
今夜のメニューは、
【検査について一問一答10連発】
となってるにゃん♪
動画をご覧になって頂いて
確認問題にチャレンジしてにゃん♪

 

 

 

検査について

【検査について一問一答10連発】

(保健医療サービスの知識等)


 

日本のどこかのケアマネジャー
ここからはテキスト確認です。
↓↓↓

 

にゃんこ
ひたすら10問やってくにゃん。
すぐに答えを提示して解説をしていくにゃん♪
よ~いスタート!

 

1第1問(第23回(令和2年度)問題30)

 

検査について〇✕で答えてください。
高齢者では膝などの関節が十分に伸びなくなるので、BMI(Body Mass Index)は本来の値より小さくなる。

✕です。

「小さくなる。」が間違いで、正しくは「大きくなる。」です。

高齢者では膝などの関節が十分に伸びなくなるため、BMI(Body Mass Index)は本来の値より大きくなります。

BMI(Body Mass Index)は
「肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数」です。

BMIは体重を身長の2乗で割った数値です。
数値が大きくなるほど「肥満度が高い」ということになります。
十分に膝が伸びなくなると、測る身長が低くなりますよね。

さきほども言いましたが、
BMIは体重を身長の2乗で割った数値です。
体重÷(身長×身長)
なので測った身長が低くなると、
BMIで出る値(肥満度)が大きく出ます。

関節が十分に伸びなくなると測る身長が低くなるので、
BMIは本来の値よりも数値が大きくなる
ということになります。

 

2第2問(第23回(令和2年度)問題30)

 

検査について〇✕で答えてください。
CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きているときに低下する。

✕です。

「低下する。」は誤りで、正しくは「上昇する。」となります。

CRP(C反応性たんぱく質)は、
体内で炎症が起きているときに上昇します。
CRPは体内で炎症や細胞破壊が起こると数値が上がります。

CRP(C反応性たんぱく質)は、
(C-reactive protein=C-リアクティブ-プロテイン)
とも言われる、たんぱく質の一種です。

このCRPは、正常な血液の中には、
ごく微量にしか見られないため、
炎症の有無を診断するのに使われます。

CRP(C反応性たんぱく質)は炎症や細胞破壊が起こる疾患(感染症、がん、膠原病、心筋梗塞など)の進行度・重症度の指標となります。

 

3第3問(第23回(令和2年度)問題30)

 

検査について〇✕で答えてください。
ヘモグロビンA1cの値は、過去6か月間の平均血糖レベルを反映している。

✕です。

「過去6か月間」ではありません。

正しくは「過去1~2か月間」となります。
ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月間の平均血糖レベルを反映しています。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは、血液の中でヘモグロビンがブドウ糖と結合したものです。
HbA1cは、だいたい2ヶ月くらいの血糖を反映するので、直前の食事の影響を受けにくい糖尿病の指標として、検査でよく利用されています。

糖尿病とヘモグロビンA1cについて、
e-ヘルスネット(厚生労働省)の「糖尿病」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-002.html
のページから一部抜粋引用をさせて頂きます。

糖尿病は、
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)
が多くなりすぎる病気です。

ヘモグロビンは、血液の中で酸素を運ぶ働きをしていますが、
その一部はブドウ糖と結合します。これがHbA1cです。

血糖値が高い状態が続くと、
ブドウ糖と結合しているヘモグロビンが多くなるので、
HbA1cが高くなります。

HbA1cは、だいたい2ヶ月くらいの血糖を反映するので、
直前の食事の影響を受けにくい糖尿病の指標として、
検査でよく利用されています。

抜粋引用以上です。

ヘモグロビンは「酸素を運ぶ」んですね。
その「ヘモグロビンの一部はブドウ糖と結合」します。
それがHbA1cです。

個人的にはね。
「HbA1cなんてわかりにくい名前付けないで、
ヘモグロビンとブドウ糖が結合したんだから、素直に
ヘモグロビンブドウ糖って呼べばいいじゃん。」
って思います。
ピコ太郎さんだったらきっとそう呼んでますよね。
でも「糖化ヘモグロビン」って呼ぶこともあるようです。

まぁとにかくe-ヘルスネット(厚生労働省)によると、
HbA1cは、2ヵ月くらいの血糖を反映するので、
糖尿病の指標として、検査でよく利用される。
ということです。

今回の解説ですけど、
「1~2か月」と言ったり、「2ヵ月くらい」と言っています。
後半でもう1問、ヘモグロビンA1cに関する過去問をやりますが、
ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月の血糖レベルを反映している。

という問題が第22回(平成31年)に出ています。

なので、ケアマネ試験の世界では、
ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月の血糖レベルを反映している。

で間違いないです。

そしてe-ヘルスネット(厚生労働省)で確認をすると、
HbA1cは、2ヵ月くらいの血糖を反映するので、
糖尿病の指標として、検査でよく利用される。
ということなので、どちらも間違いではないです。

まぁ細かいところなんですけど、
1~2か月(2ヵ月くらい)ってところです。

問題文をもう一度一緒に確認しましょう。
ヘモグロビンA1cの値は、過去6か月間の平均血糖レベルを反映している。
✕です。

ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月間の平均血糖レベルを反映しています。

 

4第4問(第23回(令和2年度)問題30)

 

検査について〇✕で答えてください。
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされる。

〇です。

腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされます。

 

5第5問(第23回(令和2年度)問題30)

 

検査について〇✕で答えてください。
24時間心電図(ホルター心電図)検査は、不整脈がある場合や狭心症が疑われる場合に行われる。

〇です。

24時間心電図(ホルター心電図)検査は、不整脈がある場合や狭心症が疑われる場合に行われます。

ホルター心電図検査は、日常生活の心電図を記録するため、丸一日かけて実施されます。脈の乱れ、1日の心拍数や動悸などを調べることができます。

 

6第6問(第22回再試験(平成31年度)問題31)

 

検査について○✕で答えてください。
ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月の血糖レベルを反映している。

○です。

これ先ほども同じような問題やりましたよね。

先ほどの問題では
ヘモグロビンA1cの値は、過去6か月間の平均血糖レベルを反映している。
という問題で「過去6か月間」の部分が間違いで✕とのことでしたが、
今回は正解の選択肢です。

ヘモグロビンA1cの値は、過去1~2か月の血糖レベルを反映している。
○です。

 

7第7問(第22回再試験(平成31年度)問題31)

 

検査について○✕で答えてください。
大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがある。

○です。

「大動脈疾患」とは、人間の血管の中でも太い血管である”大動脈”に生じる病気のことです。
そのままですが。

「動脈硬化」とは、動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態です。
大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがあります。

正解の選択肢もう一度読みます。
大動脈疾患や進行した動脈硬化の場合は、左右の上肢で血圧に差がみられることがある。
○です。

 

8第8問(第22回再試験(平成31年度)問題31)

 

検査について○✕で答えてください。
ノロウイルス感染症では、下痢などの症状がなくなれば、感染力もなくなる。

✕です。

過去問だとこの選択肢で
「検査についてより適切なものはどれか。」
という問題となっているのですが、
私は検査とどう関係があるのかな?と思ってしまいました。

感染力がまだあるかないかで
検査についての有無も変わってくるから?
ということで良いのではないかと思います。

ノロウイルスの感染について、
厚生労働省のHPにある
ノロウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000209627.pdf
で確認をします。

ノロウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。
(1) 患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染した場合
(2) 家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
(3) 食品取扱者が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
(4) 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
(5) ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合
ノロウイルスは、患者(ノロウイルス感染者)の
便や嘔吐物からも二次感染のリスクがあるということで、
問題文の選択肢のように
下痢などの症状がなくなれば、感染力もなくなる。
ということはありません。

ついでにノロウイルスについて、
同様のHPからの一部引用で
サラッと確認をします。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、
一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、
ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
引用以上です。

ちなみに感染症については、
このチャンネルの以前の動画
「高齢者に多い症状・疾患について」
などでも触れておりますので、
ぜひ合わせてご覧になって頂けると
嬉しいです。

 

にゃんこ
「高齢者に多い症状・疾患について」
などの関連動画や
過去記事を
下に貼っておくので、

ぜひあわせてご覧になってにゃ♪
↓↓↓

 

【高齢者に多い症状や疾患】
【災害時のリスクや対応について】
【感染症と感染経路】
(保健医療サービスの知識等)
https://youtu.be/B5OOTFXfSqA

 

【高齢者に多い症状・疾患について】
(保健医療サービスの知識等)
https://youtu.be/pVPxVOBJ1_4

 

9第9問(第22回再試験(平成31年度)問題31)

 

検査について○✕で答えてください。
CRP(C反応性たんぱく質)は、感染症以外に、悪性腫瘍や膠原病でも高値になる。

○です。

上記で同じような問題やりましたよね。

CRP(C反応性たんぱく質)は、感染症以外に、悪性腫瘍や膠原病でも高値になります。

CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症や細胞破壊が起こると血液中に増加します。

つまり炎症や細胞破壊が起こる疾患(感染症、がん、膠原病、心筋梗塞など)の進行度・重症度の指標に用いられます。

正解の選択肢をもう一度読みます。
CRP(C反応性たんぱく質)は、感染症以外に、悪性腫瘍や膠原病でも高値になる。
○です。

 

10第10問(第22回再試験(平成31年度)問題31)

 

検査について○✕で答えてください。
24時間心電図(ホルター心電図)検査は、医療者による継続的な観察が必要なため、入院して実施しなければならない。

✕です。

これも先ほどの第23回(令和2年度)の過去問で、
同じような問題やりましたね。

24時間心電図(ホルター心電図)は、携帯用の小型心電計を装着して、日常生活を送りながら24時間の心電図を記録するものです。なので基本的に入院する必要はありません。

つまり装着した携帯用小型心電計が心電図の記録をやってくれるので、入院するほど密着取材のようなことをしなくていいということです。

 

日本のどこかのケアマネジャー
ということで、
今回の勉強はこれで以上です。

 

にゃんこ
最後まで読んで頂いて
ありがとにゃん♪

 

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にゃんこ
最後まで読んでくれてありがとにゃん♪
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