Contents:目次
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)のつの柱
(介護支援分野)
日本のどこかの介護学園
学園長の日本のどこかのケアマネジャー
通称:ぼっち先生wです。
今夜のメニューは、
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
となっております。
確認問題にチャレンジしてにゃん♪
【認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の7つの柱】
(介護支援分野)
https://youtu.be/pWCCuWVQaaY
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の
確認問題
全問正解をして内容がわかるまで繰り返しチャレンジと確認をしましょう!
ここからはテキストでも確認していきましょう!
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)テキスト確認
まず一緒に過去問をみていきましょう。
第21回(平成30年)介護支援分野(問題2)からの出題です。
問題:認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の7つの柱として正しいものはどれか。
3つ選べ。
1 若年性認知症施策の強化
2 認知症の人の介護者への支援
3 認知症の発症割合の低減
4 高度認知症の人への集中的支援
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
いつものごとく答えから言ってしまいますが、
1 若年性認知症施策の強化○
2 認知症の人の介護者への支援○
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進○
が正解となります。
問題:認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の7つの柱として正しいものはどれか。3つ選べ。
1 若年性認知症施策の強化○
2 認知症の人の介護者への支援○
3 認知症の発症割合の低減✖
4 高度認知症の人への集中的支援✖
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進○
まぁこれね。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
という認知症に対する戦略(プラン)があって、
その戦略(プラン)には7つの柱があって、
その7つの柱と言われている項目は選択肢のどれですか?
ということを聞かれているっていうのは
勉強していなくてもなんとなくわかりますよね。
一応ですが、まずは先に、
その7つの柱を一緒に見てしまいましょう。
新オレンジプラン~7つの柱~
こちらとなっております。
↓↓↓
新オレンジプラン~7つの柱~
2.認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
3.若年性認知症施策の強化
4.認知症の人の介護者への支援
5.認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
6.認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発及びその成果の普及の推進
7.認知症の人やその家族の視点の重視
まぁこれを覚えておきゃ~
7つの柱はどれですか?って出題に関しては
全てオケーなんですけど、
これをそのまま覚えてらんないですよね。
丸暗記する必要はないと思いますけど、
この動画を見終わる頃には
試験で、余裕で正解できる程度には
覚えてしまいましょう。
新オレンジプランとはなんなのか?
今回は、
厚生労働省のパンフレット
「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」
~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/kaitei_orangeplan_gaiyou.pdf
で確認をしていきます。
まず新オレンジプランとはなんなのかということを
厚生労働省のパンフレット
(「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~)
から一部抜粋引用します。
厚生労働省では、団塊の世代が75歳以上となる2025(平成37)年を見据え、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指し、新たに「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)を策定(平成27年1月27日)し、その後、施策を効果的に実行するための改訂をしました(平成29年7月5日)。
抜粋引用以上です。
ざっくり一言で言えば、
認知症高齢者等の方が、
今後いい感じに暮らせるように、
厚生労働省で戦略(プラン)を出しました。
ってことです。
どんな戦略(プラン)なのかといえば、
7つの柱があるわけです。
突然ですけど、
新オレンジプランの7つの柱は言えなくても、
鬼滅の刃の9人の柱を全員言えるという方は多いのではないでしょうか?
受験生の中でも、
覚えたら合格に近づくという得になる新オレンジプラン「7つの柱」はなかなか覚えられないのに、
覚えても別に得にはならないし、覚えようと意識していないのに鬼滅の刃の「9人の柱」は、名前と顔と生い立ちとどんな技や剣を使っているのかまで覚えてしまっているという方も多いのではないでしょうか?
つまりおもしろいものは興味を持ってしまい
楽しく覚えてしまうのです。
ということで7つの柱を
サラッとざっくり1つずつ
私と一緒に楽しく見ていきましょう!
とその前に、
1つ1つ見ていくその前に、
「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」と
「7つの柱」の言葉の定義をざっくり再確認します。
まず先ほども確認をしましたが
「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」というのは、
認知症高齢者等の方が、
今後、地域でいい感じに暮らせるように、
厚生労働省が出した戦略(プラン)です。
そもそもパンフレットのタイトルに、
「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)
と長々と記載されており、
認知症高齢者等の方がいい感じに地域で生活していけるようにやさしい地域作りに向けての戦略(プラン)ですということがわかります。
そのプランには7つの柱があるわけですが、
同様のパンフレットで確認をすると、
「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」を推進していくため、7つの柱に
沿って、施策を総合的に推進していきます。
という記載があります。
いつにも増してかなりしつこいですが、
とにもかくにも
「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」
のための戦略(プラン)が新オレンジプランで、
※その戦略(プラン)には7つの柱があるというわけです。
オレンジプラン
ちなみに新オレンジプランって「新」って付いてるけど、
「新」じゃないのもあるのかよ?
って思う人もきっといますよね。
答えから言うとあります。
今は「新」になっていますけど、
「新」じゃない頃がありました。
「新」のないほうのオレンジプランについて
厚生労働省の資料で確認をすると、
(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/2r9852000002j8ey.pdf)
「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」というのがあり、
(平成25年度から29年度までの計画)とされています。
ざっくり一言で言うと、
厚生労働省の認知症施策検討プロジェクトチームが「今後の認知症施策の方向性」や「認知症高齢者数の将来推計」などに基づいて策定、公表した5年間(平成25年~平成29年)のプランです。
「新」の付く「新オレンジプラン」のほうは、
平成27年策定で、
その後、施策を効果的に実行するために
平成29年改訂
ってことですが、
まぁとにもかくにも、
認知症高齢者等にやさしい地域づくりのために
新しく「新オレンジプラン」になって、
7つの柱があるってことです。
「オレンジプラン2」とかじゃなくて
「新」を付けたのには、
「シン・ゴジラ」とか
「シン・エヴァンゲリオン」とかの影響が
あるのかなと思って調べました。
「新オレンジプラン」2015年策定2017年改訂
「シン・ゴジラ」2016年公開
「シン・エヴァンゲリオン」2021年公開
一応ここまで調べましたが、
別になにもわかりませんでした、、、
逆にゴジラやエヴァンゲリオンが
新オレンジプランに影響を受けている
とかいうことも、、、、、きっとないですよね。
↓
「新オレンジプラン」2015年策定2017年改訂
「シン・ゴジラ」2016年公開
「シン・エヴァンゲリオン」2021年公開
そしてもう一つ
そもそもなんでオレンジなんだよって
思う人もきっといますよね。
「認知症サポーター」となった人が手首などにつけている
オレンジリングもオレンジですよね。
手首よりも、
身分証明書などと一緒に
首にぶら下げている人のほうが
私はよく見かけますが、、、、
なんでオレンジ色なのかは、なんと諸説あるようですが、
私が調べた限り一番有力な説は、
江戸自体の人が作った陶器が世界的な名声を誇っているので、
その陶器の「柿色」にちなんで、
日本初のオレンジリングが、世界で「認知症サポーター」の証として
認められればという思いからオレンジでリングが作られたようです。
オレンジ色は温かさを感じさせますし
「手助けします」という意味を持つようです。
そしてオレンジプランのオレンジは
オレンジリングのオレンジ色に由来するとのことです。
ていうかそもそも、そんなに太古の話でもないのに
「諸説ある」ってところがおかしいと私は思うのですが、
私が調べた限りではそんな感じでした。
ウケますよね。
~7つの柱~を1つずつみていこう★
その新オレンジプランの7つの柱を
1つずつ見ていきましょう。
私の言葉でざっくり一言にしたりしています。
一緒に見ていきましょう。
Ⅰ 認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
つまりⅠは「認知症の普及・啓発」になります。
「普及」は「広く一般に行き渡らせること」で
「啓発」は「新たな知識や気付きを与えて教え導くこと」です。
Ⅱ 認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
つまりⅡは「認知症の方への医療・介護等の提供」です。
Ⅲ 若年性認知症施策の強化
つまりⅢは「若年性認知症の方への総合的な支援」になります。
Ⅳ 認知症の人の介護者への支援
精神的身体的な負担軽減のための支援や、生活と介護の両立の支援などが必要です。
認知症の方の介護者への支援が、認知症の方への支援にもつながります。
つまりⅣは「認知症の方の介護者への支援」となります。
Ⅴ 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
つまりⅤは「環境を含めた生活の支援によって認知症の方を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進」となります。
Ⅵ 認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進
つまりⅥは「認知症に対する研究開発とその成果の普及推進」となります。
Ⅶ 認知症の人やその家族の視点の重視
つまりⅦは「認知症の方とその家族の視点をプラン全体の理念として重視する」ということになります。
7つの柱の全体を復習しましょう。
↓↓↓
新オレンジプラン~7つの柱~
2.認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供
3.若年性認知症施策の強化
4.認知症の人の介護者への支援
5.認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
6.認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発及びその成果の普及の推進
7.認知症の人やその家族の視点の重視
サラッと1つずつ確認をするとこういうことになります。
↓↓↓
1は、認知症の普及啓発
2は、認知症の方の容態に応じた医療・介護の提供
3は、若年性認知症の方への総合的な支援
4は、介護者への支援
5は、地域づくり
6は、研究開発とその成果の普及
7は、認知症の方とその家族の視点の重視
となっております。
過去問を一問一答方式にして確認していきます。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
一問一答方式で確認
Q.新オレンジプランの7つの柱なら○、
そうじゃなければ✖で答えてください。
1番 若年性認知症施策の強化
若年性認知症の方への総合的な支援について、
新オレンジプランの7つの柱の3つめに
「若年性認知症施策の強化」という柱があります。
Q.新オレンジプランの7つの柱なら○、
そうじゃなければ✖で答えてください。
2番 認知症の人の介護者への支援
認知症は介護者の方の負担が大きいです。
精神的身体的な負担軽減のための支援や、生活と介護の両立の支援などが必要です。
認知症の方の介護者への支援が、認知症の方への支援にもつながります。
新オレンジプランの7つの柱の4つめに
「認知症の人の介護者への支援」という柱があります。
Q.新オレンジプランの7つの柱なら○、
そうじゃなければ✖で答えてください。
3番 認知症の発症割合の低減
オレンジプランの6つ目の柱に
認知症の予防法の研究開発って内容がありますよね。
認知症の予防法の研究開発は、ひいては「認知症の発症割合の低減」に繋がる可能性があるとは思うのですが、この選択肢は✖です。
「認知症の発症割合の低減」というのは、新オレンジプランの7つの柱には記載がありません。
Q.新オレンジプランの7つの柱なら○、
そうじゃなければ✖で答えてください。
4番 高度認知症の人への集中的支援
高度認知症という言葉が出てきていますが、
公益社団法人日本精神科病院協会
(重度認知症患者に対する抗認知症薬の適正使用)
https://www.nisseikyo.or.jp/about/hojokin/images/2018_14_pamphlet.pdf
の資料で確認をすると、
重度(高度)認知症という表現があります。
一部引用させて頂くと、
諸外国の状況として英国では、重症度指標にMMSEが紹介され、10点未満を重度(高度)認知症と定めている。
という記載があります。
高度認知症は、重度認知症と同じ言葉の定義と扱って問題ないと思います。
アルツハイマー型認知症の進行段階について、
初期(軽度)、中期(中等度)、後期(重度・高度)
とあらわします。新オレンジプランには、高度認知症の方への集中的な支援という内容はありません。ちなみに7つの柱の2つめに
「認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」があります。
その中身に、
「早い段階から支援するための「認知症初期集中支援チーム」や地域の医療や介護を連携させる「認知症地域支援推進員」を全国に設置」
というのならあります。ちなみに前々回の動画で「地域支援事業」について学びましたが、
地域支援事業の中の包括的支援事業の中に
「認知症総合支援事業」があり、
「認知症初期集中支援チームによる支援と認知症地域支援推進員による地域の体制整備を行う。」
ということを概要としています。
Q.新オレンジプランの7つの柱なら○、
そうじゃなければ✖で答えてください。
5番 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
5つの柱の5つ目に
「認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進」
があります。
生活の支援、生活しやすい環境の整備、社会参加や安全確保など、
認知症の方を含む高齢者に優しい地域づくりを推進します。
ちなみに今回学んだ「認知症施策推進総合戦略」については、
介護保険法第5条の2に、
(認知症に関する施策の総合的な推進等)
として、国及び地方公共団体が努めなければならないこととして記載があります。
ちなみに介護保険法第5条については下記の2つの動画でも学べます。
ぜひご覧ください。
↓↓↓
合わせてご覧頂くと理解が深まる介護保険法第5条が学べるオススメ動画
【国及び地方公共団体の事務又は責務】
(介護支援分野)
https://youtu.be/1CQT7gSnrd8
【介護保険法第4条(国民の努力及び義務)と、介護保険法(総則)第1条~第8条の全体像】
(介護支援分野)
https://youtu.be/PeYL08HvIt4
今回もあなたの特別な時間を頂き、
一緒に学べて最高でした。
ありがとうございます。
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