【近年の高齢者や介護に関する状況】(介護支援分野)

【近年の高齢者や介護に関する状況】
(介護支援分野)

 

日本のどこかのケアマネジャー
こんばんは。
日本のどこかの介護学園
学園長の日本のどこかのケアマネジャー
通称:ぼっち先生wです。

 

今夜のメニューは、
【近年の高齢者や介護に関する状況】
となっております。

 

にゃんこ
動画をご覧になって頂いたあと
確認問題にチャレンジしてにゃ♪

 

 

確認問題をご用意させて頂きました。
全問正解できるまでチャレンジしてみてください!
↓↓↓

近年の高齢者や介護に関する状況

近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なものは?

 

日本のどこかのケアマネジャー
ここからはテキストで
一緒に確認をしていきましょう!
↓↓↓

 

近年の高齢者や介護に関する状況
テキスト確認☆

~まずは過去問確認~

それではやっていきます。
今夜のメニューは、
「介護支援分野」から【近年の高齢者や介護に関する状況】となっております。
今回もウケる内容となっておりますので、一緒に楽しく学んでいきましょう。

最新の過去問(令和2年度:第23回)を見ていきます。

問題:
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なものはどれか。3つ選べ。
1 介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加している。
2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化している。
3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっている。
4 介護職員の離職率の増加が、「介護離職」として問題となっている。
5 人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落を「限界集落」という。

 

いつものごとく正解から言ってしまいます。
正解は1、2、3です。

問題:
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なものはどれか。3つ選べ。
1 介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加している。○
2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化している。○
3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっている。○
4 介護職員の離職率の増加が、「介護離職」として問題となっている。
5 人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落を「限界集落」という。

 

正解の3つ選択肢を一緒に確認しましょう。
1 介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加している。
2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化している。
3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっている。
が正解の文章となります。

正解じゃない選択肢の確認をします。
4 介護職員の離職率の増加が、「介護離職」として問題となっている。
5 人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落を「限界集落」という。
は誤った文章となります。

 

選択肢を1つずつ確認

 

ここからは
選択肢を1つずつ
一緒に見ていきます。

 

まずは1つめの選択肢です。
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なら○、適切でなければ❌で答えてください。
介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加している。

○です。正解の選択肢となります。

これは巷でもよく言われていますよね。
介護の仕事をしていれば聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか?

老老介護とは、選択肢の文章にある通り、
「高齢者を高齢者が介護する」ことです。
高齢者の定義は65歳以上です。
わが国を含む多くの国でも、WHOでも、
高齢者は65歳以上と定義されています。

厚生労働省が行った国民生活基礎調査では、
在宅介護している世帯の老老介護の割合が、
2013年(平成25年)では51.2%
2016年(平成28年)では54.7%
2019年(令和 1年)では59.7%
となっておりました。
半数以上が老々介護で、
増加傾向で、
今後も増加が予想される
といったところです。

こういったことを踏まえても、
私は志の高い、自らも幸せな介護従事者が増えてほしいと思っています。
そのためにはそんな介護従事者の方が幸せに働ける制度や場所も必要ですよね。
でもどちらかというと、国の方向性としては、
AIやIoTなどを利用した、効率的な介護に向かっていると思います。
そんな未来も楽しそうですよね。
そのときはそのときで楽しい未来に向かって一緒に勉強していきましょう。

 

2つめの選択肢です。
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なら○、適切でなければ❌で答えてください。
2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化している。

○です。正解の選択肢となります。

「はちまるごーまるもんだい」とも「はちじゅうごじゅうもんだい」とも言うようです。

これも前回の選択肢同様、よく聞く話ではないでしょうか。
「8050問題」というのは、選択肢の文章の通り、
「80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している」
状態のこととなります。

選択肢の文章は、「「8050問題」が顕在化している。」となっていますが、
「顕在化」とは、「隠れていたものが明らかになること、はっきりすること。」です。

内閣府が初めて中高年層のひきこもり調査をしたのは2019年です。
中高年(40~64歳)の引きこもり人口は61万3千人存在し、
その内7割以上は男性で、引きこもり期間は7年以上が半数との結果でした。

8050問題を抱えている世帯がどの程度あるのかの
信憑性のある数字は出てきませんでしたが、
親が80代、子が50代で二人暮らしをする「8050世帯」の世帯数は、
2005年には約36万世帯
2015年には約65万世帯
とのことでかなり増えているのがわかります。

ちょっとググるだけでも8050世帯に関するニュースが沢山出てきますね。
確かに「「8050問題」が顕在化している。」という選択肢は○で間違いないと思います。

8050問題は、社会福祉協議会所属のコミュニティ・ソーシャルワーカーの方が名付け親とのことです。
個人的には、8050世帯での残酷なニュースとかが1つ出てくると、意気揚々とあたかも他の8050世帯も同じような問題を抱えているかのように不安を煽ってくるニュースとかが好きではないです。
意気揚々とあたかも~好きではないです。
それを見て「大変よね。」「もう終わりよ。」「誰かなんとかしてよ。」「国が悪いのよ。」「時代が悪いのよ。」「親が悪いのよ。」「子が悪いのよ。」って、騒いでいるだけの人とも私は関わりたくありません。

個人的には、8050世帯での残酷な~出てくると、
あなたは私と一緒に「これから自分はどうするのか?」をいつも一緒に考えていきましょう。

 

3つめの選択肢です。
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なら○、適切でなければ❌で答えてください。
3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっている。

○です。正解の選択肢となります。

ダブルケアは問題文にある通り「育児と介護の同時進行の状態」となります。

ご自分のお子さんの育児をしながら、ご両親の介護をするとか、
場合によっては育児をしながら、旦那様や奥様のご両親の介護をするとかですね。
ご自分の配偶者の介護をしながら、孫の育児をするという場合もありますね。
私が見ている限りでは、本当に明るく対応したり乗り越えている方もいて、
日本には本当にすばらしい家族介護者もいると私は感じています。

以前から、
「仕事と子育ての両立」や
「仕事と介護の両立」
なんかも言われてきていますよね。
そして今回は
「育児と介護の両立」
といった感じです。

確かに晩婚化などで、育児と介護が重なることが増える事例がより多くなってきたことに対して、より効果的で有効な対策を考えることはすばらしいと思います。

ただ繰り返すようですが、
そういった問題を必要以上に問題視したり、
ただ騒いだり、恐れすぎたりするのは、
時間を無駄にして、幸せを遠ざけてしまう行為だと私は思っています。
あなたは私と一緒に「次どうするか?」を
いつも一緒に考えていきましょう。

 

4つめの選択肢です。
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なら○、適切でなければ❌で答えてください。
4 介護職員の離職率の増加が、「介護離職」として問題となっている。

✖です。誤りのある文章となります。

これ✖なんですよね。
あなたが介護職員として働いているとしたら、
人も足りないし、
辞めている人も結構見てきたから○じゃない?
と考える人もいると思います。
でも「離職率の増加」はしてないんです。

介護労働安定センターの「介護労働実態調査」では、
介護職員(訪問介護員、介護職員)の離職率は、
平成29年で16.2%
平成30年で15.4%
令和 1年で15.4%
となっております。

離職率

離職率の増加はしていません。選択肢は✖です。
介護職員の離職率は、他の業種と比べても高いわけではありません。
離職率に関しては、今のところ多くの方が持つイメージほど高くはないということになります。

だがしかし、同じく
引用:公益財団法人 介護労働安定センター 令和元年度「介護労働実態調査」の結果
で確認をすると、
「人材不足感」は依然として高い状況となっております。
人材不足感ってなんだか感覚的で曖昧な表現に感じますが、
事業所調査では
訪問介護員の不足感がもっとも高く 81.2%、
次いで介護職員は 69.7%となっております。
人材不足の理由は「採用が困難」であり「同業他社との人材獲得競争が激しい」という回答が多いようです。

令和2年(2020年)6月時点で、「介護サービスの職業」の有効求人倍率は約4倍。
訪問介護はコロナで人材不足深刻化し有効求人倍率は15倍以上とも言われています。
あなたが「私、訪問介護職員やります」と手を挙げたら、
15以上の法人から「ぜひうちにどうぞ~。」って言われるってことですね。

というか、
私、介護職の面接では結構、怒られたり説教されたり落とされたりすること多かったんですが、、、なぜでしょう?
そもそもまだ採用もしていない初対面の人に「君は向いてないよ!」って怒るのって失礼じゃないですか?

君は向いてないよ

まぁそれだけ私が相手の常識とかけ離れていたのだとは思いますが。

年取ってる理由好きじゃない
あとよく「あなたにはできない」とか「無理」ってよく言われました。
気持ち良いくらい断られ続けました。
有効求人倍率、以前も低くはなかったと思うんですけど、
謎ですね!

スタッフ募集

 

5つめの選択肢です。
近年の高齢者や介護に関する状況の説明として適切なら○、適切でなければ❌で答えてください。
5 人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落を「限界集落」という。

✖です。誤りのある文章となります。

「限界集落」って、なんか映画かマンガのタイトルみたいだなと思ってしまいました。
「限界集落」は大学教授の方が提唱した概念とのことですが
「限界集落」という呼び方への批判もあるようです。
限界集落
確かに、「限界彼氏」とか「限界彼女」とか言われたら傷つきますよね。限界彼氏

限界彼女

あなたに「限界解説」とか「限界講師」とか言われたら、、、、、、
ピエン( ノД`)…ピエン( ノД`)…ピエン( ノД`)…ってなりますね。

限界集落の意味としては、
「働き盛りの住民が減り、高齢者が人口の半分以上になった集落。」
ということになります。
選択肢の文章も概ね意味は合っているのですが、
わが国を含む多くの国でも、WHOでも、
高齢者は65歳以上と定義されています。

ちなみに55歳以上が半数以上になった集落は「準限界集落」という名称だそうです。

ここからは覚える必要ないと思いますが、
なんと65歳以上が70%以上になったら「危機的集落」という名称になるようです。
さらに高齢化が進み、消滅への移行が始まっている状態で「超限界集落」となります。
(「危機的」という表現になったと思ったら、「限界」という言葉がここで戻ってきました。)
さらに残り1軒2名以下になると「廃村集落」
住民が存在していたが、完全無住の地となると「消滅集落」と呼ぶそうです。

選択肢を1つずつ見ていくのはこれで終了です。

「8050問題」とか「限界集落」とか、
試験問題には、近年の状況や、
それによって生まれた新しい言葉が出てくるんですね。

今後も、
時代に合わせて古い言葉は忘れ去られて
新しい言葉が出てくると思いますけど、
一緒に楽しみながら勉強していきましょう。

 

最後の確認問題☆

 

それではちゃんと覚えられたか、
確認問題をしていきましょう。
穴埋め問題です。

 

(♪第1問)
1 介護を要する高齢者を高齢者が介護する「○○介護」が増加している。
答えは「老老」です。
介護を要する高齢者を高齢者が介護する「老老介護」が増加しています。
2019年(令和 1年)では59.7%
半数以上が老々介護です。
増加傾向で、今後も増加が予想されています。

 

(♪第2問)
2 80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している
「○○問題」が顕在化している。
答えは「8050」です。
80代の親と50代の子が、ひきこもりなどの困難を抱えつつ社会的に孤立している「8050問題」が顕在化しています。

 

(♪第3問)
3 育児と介護を同時に行う、いわゆる「○○○ケア」が問題となっている。
答えは「ダブル」です。
育児と介護を同時に行う、いわゆる「ダブルケア」が問題となっています。

 

(♪第4問)
4 介護職員の○○率は横ばいだが、事業所の○○○○感は高い。
答えは「離職」「人材不足」です。
介護職員の離職率は横ばいだが、事業所の人材不足感は高いです。

 

(♪第5問)
5 人口の半数以上を65歳以上の者が占める集落を「○○集落」という。
「限界」です。
人口の半数以上を65歳以上の者が占める集落を「限界集落」といいます。
人口の半数以上を55歳以上の者が占める集落は「準限界集落」です。

 

今回の勉強はこれで以上です。

 

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日本のどこかのケアマネジャー
最後まで読んで下さって
ありがとうございました★

 

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